食事の個別対応|自立支援の場としての取り組み

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食事は“生きる力”を支える時間

護付き有料老人ホームでの食事は、単なる「提供」ではありません。
カルム皆生では、食事を「自立支援の場」として捉えています。

そのために、以下の取り組みを行っています。

個別メニューの提供

ご入居者様一人ひとりの嗜好、アレルギー、嚥下機能、栄養状態を考慮したメニューを作成。
「好きなものを、安心して食べられる」ことが、食事への意欲を高めます。

作業療法士の配置

食事動作の維持・改善を目的に、専門職である作業療法士が常駐。
「スプーンが持ちづらい」「姿勢が安定しない」といった課題に対し、個別にアプローチします

自助食器の活用

握りやすいスプーン、滑り止め付きの皿、角度調整可能なトレイなどを導入。
「できることを、できるままに」──残存能力を引き出す工夫が詰まっています。

食事が変える、毎日の表情

食事が楽しくなると、表情が明るくなり、会話が増え、活動意欲も高まります。
それは、介護の現場で何度も目にしてきた“変化”です。

「食べること」は、心と身体の健康を支える、最も身近なリハビリ。
そして、私たちはその時間を、もっと豊かに、もっと自分らしく過ごしていただきたいと願っています。

まとめ

 “食べる力”を守ることは、“その人らしく生きる力”を守ること。
カルム皆生では、専門職と連携しながら、毎日の食事を大切にしています。

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