【ノーリフトケアの取り組み】フレックスボード実践紹介
カルム皆生では入居者様と介護職員の安全を確保し、身体的な負担を軽減するためにノーリフトケアに取り組んでおります。
目次
ノーリフトケアとは?

「ノーリフトケア」とは、介護現場において“持ち上げない・引きずらない”介助を行う考え方です。
入居者様の尊厳を守り、安全で快適な介助を実現するとともに、介護職員の身体的負担を減らすことも目的としています。
当施設で導入している機器
現在、以下のような補助機器を導入し、介助の質の向上と負担軽減に取り組んでいます。

- 移動式リフト
- 移乗補助ロボ(Hug)
- スライディングボード(フレックスボード)
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今回は、この中から スライディングボード(フレックスボード) についてご紹介します。
スライディングボード(フレックスボード)とは
フレックスボードは、入居者様を“持ち上げず”にベッドから車いすやストレッチャーへ安全に移乗するための補助用具です。
- アコーディオンのような形状で柔軟的に身体にフィット
- 寝たままボードの上を滑るように移動できる
- リフトや移乗補助ロボよりも短時間でスムーズに移乗が可能
ノーリフトケアによるメリット

入居者様にとってのメリット
- 持ち上げられることによる不安や恐怖がない
- 移乗時に転落や身体の一部の接触による怪我リスク軽減
介助者にとってのメリット
- 介助者自身の身体の負担も軽減
- 安心安全かつ効率的な介助が可能
カルム皆生では介護者、介助者の両面の安全や安心のために今後もノーリフトケアに取り組んでまいります。
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