老人ホームでひな人形作り!手先を動かすレク
ひな人形作りで春を感じる時間
2月10日の「ひな人形作り」は、穏やかな春の訪れを期待させるイベントでした。老人ホームと聞くと、「決められた日常が淡々と続く場所」というイメージを持たれる方もいるかもしれません。でも、実際にはご入居者さまが季節を感じ、日々の楽しみを持てる“暮らしの場”であってほしいと私たちは考えています。今回は、その想いが形になったひとときをお伝えします。

ひな祭りの準備は、気持ちを明るくする“季節のスイッチ”。ひな祭りは、誰にとっても幼いころの記憶と結びつきやすい行事です。「昔、家に大きな七段飾りがあってね」「娘が小さい頃は…」と、イベント開始前からホールがにぎやかになります。この日ご用意したのは、やさしい色合いのひな人形作成キット。はさみやのりを使う細かな作業もありますが、工作というより“思い出を手で形にする作業”に近いのかもしれません。

「こんなに集中する時間、久しぶりだわ」「部屋のどこに飾ろうかしら」
そんな言葉を聞くたび、胸があたたかくなるのを感じました。
ひな人形づくりに宿る思い出と物語
“同じキット”を使っていても、仕上がりは十人十色。顔の角度や飾りの位置など、どこを見てもその方らしさがにじみます。ある参加者の方は、「お内裏様が照れているみたいで…ふふ、うちの主人にそっくり」と言って笑いながら作っていました。別の方は、「手が思うように動かないけど、やっぱりやりたいのよね」とゆっくり丁寧に仕上げられ、完成した瞬間の誇らしげな表情がとても印象的でした。

作品はもちろん、作る過程そのものが心のリハビリになる。そんな時間を一緒に過ごせた事が、スタッフとして何より嬉しいのです。
完成したひな人形は、それぞれ大切にお持ち帰りに。1時間という短い時間でしたが心が満たされるひと時を過ごし、最後は笑顔で作品を手にされていました。季節を楽しみながら手作業に没頭するこの日の多目的ホールは、優しい達成感とほころぶ笑顔で満たされていました。「持ち帰れる作品」はイベント後の楽しみも続くのが魅力です。
季節を感じる暮らしをこれからも
介護付き有料老人ホームを探されている方の中には、「イベントって形だけでしょ?」「入居すると日常に変化がなくなるのでは?」と不安に思われる方も多いものです。ですが、私たちは“季節を一緒に感じ、人生の楽しみを持てる場所であること”をとても大切にしています。今回のような小さなイベントひとつにも、心が動く瞬間や、笑顔が生まれる時間があります。それこそが、ここで暮らす意味をつくっていくのだと思います。
もし今、介護付き有料老人ホームについて悩まれているなら、“どんな暮らしができる場所なのか”を、ぜひ実際に感じてみてください。私たちは、日常にあたたかい喜びが生まれるような時間を、これからも大切に育んでいきます。ご家族の未来に、心地よい春が訪れますように。


