歩行訓練×脳トレ|ラダートレーニングで自信と笑顔を
目次
「歩くことが怖い」そんな不安を、自信に
高齢になると、筋力の低下だけでなく、バランス感覚や判断力も衰えていきます。
だからこそ、ただ歩くだけではなく“楽しみながら脳と体を同時に鍛える”工夫が必要です。
機能訓練室で行われた、ちょっとユニークな歩行訓練の様子をご紹介します。
ラダートレーニングで「歩く」が「楽しい」に変わる
この日の訓練では、いつもの平行棒歩行にひと工夫。
床にガムテープで50cm×50cmのマス目を作り、そのマスに沿って歩く「ラダートレーニング」の要素を取り入れました。

最初は皆さん、足元を見つめながら恐る恐る一歩ずつ。
「こんな小さなマス、ちゃんとまたげるかしら…」と不安そうな表情も見られました。
でも、数分後にはその表情が一変。
「何だか楽しくなってきた!」
「次回も頑張りたいわ!」
そんな前向きな声があちこちから聞こえてきました。
マス目を意識して歩くことで、自然と足を高く上げるようになり、バランス感覚も向上。
さらに、どのマスに足を置くかを考えることで、脳の活性化にもつながります。
「できた!」の積み重ねが、自信と笑顔を生む
訓練の最後には、皆さん笑顔で「また、やりたい!!」と話されていました。
この「できた!」という小さな成功体験の積み重ねが、日常生活での自信につながっていきます。
カルム桃山台では、こうした“楽しみながら取り組める機能訓練を大切にしています。
単なる訓練ではなく、心が動く時間を提供すること。それが、私たちの介護のあり方です。
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