大阪で夫婦同室が叶う介護施設の実例|認知症と胃ろう対応も

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大阪府松原市で長年連れ添ったご夫婦の物語

穏やかな日々から一変した生活

大阪府松原市で静かに暮らしていたご夫婦。お子様はいらっしゃらず、穏やかな毎日を過ごしていました。しかし、ご主人様の認知症が進行し、外出後に自宅へ戻れなくなることが増え、警察から保護の連絡が頻繁に入るようになった頃から、生活は大きく変わりました。

奥様の体調悪化と「胃ろう」への対応

さらに奥様も体調を崩され、食事を口から摂ることができなくなり、胃に穴を開けて直接栄養を摂取する「胃ろう」が必要になりました。お二人とも自立した生活を続けることが難しくなり、「このまま二人で暮らし続けるのはもう限界かもしれない」と感じるようになったのです。

介護施設選びで重視したポイント

施設を探す際に最も大切にしたのは次の2点でした。

  • 夫婦で一緒に暮らせること
  • 医療的ケアが充実していること

この条件を満たす施設として出会ったのが「カルム泉佐野」でした。

カルム泉佐野への入居とその後の変化

入居までの不安

2024年7月、ご夫婦はカルム泉佐野に入居されました。もちろん不安はありました。

  • 長年住み慣れた家を離れること
  • ご主人様が新しい環境になじめるかどうか
  • 奥様が他の入居者や職員と良い関係を築けるか

奥様の言葉に表れる安心感

今では奥様はこうおっしゃいます。
「やっぱり、いつでも相談できる職員さんがいる安心感があるね。」
「満足した生活がおくれています。」

食事の楽しみを取り戻すまでの回復

入居当初、奥様は胃ろうによる栄養摂取が必要でした。しかし、訪問医療スタッフと施設職員の連携による訓練を通じて、

  • ミキサー食
  • ソフト食
  • きざみ食

と段階的に進み、現在では「食べる楽しみ」を取り戻すまでに回復されています。

最後まで夫婦一緒に過ごせた時間

残念ながら、ご主人様は施設内での看取り介護によりご逝去されましたが、最後のひと時まで夫婦で同じ場所で過ごすことができました。

現在の奥様の生活

現在は奥様お一人となっても、体操やレクリエーションに積極的に参加され、以前と変わらずお元気に過ごされています。

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