夜間看護体制加算Ⅰとは?|取得要件と施設での取り組み
介護サービスの形態も様々である中、各種加算の創設の大きな目的は、それぞれの体制の強化を通じて介護サービスの質を向上させることにあります。
ここでは、その中から「夜間看護体制加算Ⅰ」の取得要件と概要をご紹介いたします。
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「加算」について|介護付き有料老人ホーム選びのポイント – カルム介護
介護付き有料老人ホーム選びで重要な「加算」について詳しく解説。カルム介護グループの各施設で取得している加算を一覧で紹介。
目次
夜間看護体制加算の目的と概要

「夜間看護体制加算の目的と概要」とは、利用者が安心して安全に生活できるよう、夜間帯における体調変化や、緊急時にも対応できる看護体制を整えることを目的としています。
これは、夜間でも看護師が施設に常駐することで、直ぐに対応できる体制を整えた介護施設に対して介護保険から報酬(加算)が支払われる制度です。
介護サービスの多様化の中、医療的処置だけでなく、看取りケアへのニーズの高まりもあり、加算算定を通じて、より質の高いサービスの提供を促進することです。
夜間看護体制加算Ⅰの取得要件(18単位)

夜間看護体制加算Ⅰを算定するには、以下の要件を満たす必要があります。
- 看護師の配置:常勤の看護師が1名以上配置されている。看護に係る責任者を定めている。
- 夜間対応体制:夜勤又は宿直を行う看護職員が配置されている。必要に応じて健康上の管理等を行う体制を保持している。
- 重度化対応の方針:重度化対応の指針を定め、入居の際に、利用者又はその家族に説明し、同意を得ている。
カルム泉佐野での取り組み

当施設 カルム泉佐野は、「夜間看護体制加算(Ⅰ)」を取得しています。
そのため、日中だけでなく 夜間も看護師が24時間常駐 しており、安心してお過ごしいただけます。
- 喀痰吸引などの医療的処置に対応
- 医療機関と連携した看取りケアも可能
- 看護と介護が協力し、柔軟で切れ目のないサポートを提供
まとめ
夜間看護体制加算Ⅰは、安心できる夜間の医療・看護体制を評価する重要な制度です。
カルム泉佐野では、この体制を整えることで「夜も安心できる暮らし」を支えています。

