ハンドメイド教室｜鯉のぼり作りで温かな交流

「最近、母の笑顔を見ていない気がする」そんなふうに感じたことはありませんか？
介護付き有料老人ホームを探している方の多くが、「安心して暮らせる場所」であることはもちろん、「心から楽しめる時間があるかどうか」を重視されています。

4月30日（水）、当ホームでは、そんな“心の豊かさ”を育むイベントとして、ボランティアの方をお招きし、ハンドメイド教室を開催しました。

場所は多目的ホール。午後2時から1時間、入居者様とボランティアの方々が一緒になって、世界に一つだけの作品づくりに挑戦しました。

今回のテーマは5月のゴールデンウィークが近いこともあり色とりどりのビーズ、リボンを使って、鯉のぼりの置物を作りました。

「こんな細かい作業、久しぶりだわ」「昔、子どもに作ってあげたのを思い出すね」

そんな声があちこちから聞こえてきました。普段はおとなしい方が、作品づくりに夢中になっている姿に、スタッフも驚きと喜びを隠せませんでした。

ボランティアの方々との会話も、イベントの大きな魅力のひとつです。
「この色、素敵ですね」「そのアイデア、真似してもいいですか？」
自然と会話が生まれ、笑顔が広がっていく様子は、まさに“心がほぐれる時間”そのものでした。

イベント終了後、見学に来られていたご家族の方が、こんな言葉をこぼされました。
「母がこんなに楽しそうにしているのを見るのは、本当に久しぶりです」
私たちスタッフにとって、これほど嬉しい言葉はありません。

ただ“生活する場所”ではなく、“人生を楽しむ場所”でありたい。
今回のハンドメイド教室のように、入居者様が自分らしく輝ける時間を、これからも大切にしていきます。