お風呂キャンセル界隈!?|入浴を断られた時の工夫ランキング

「お風呂キャンセル界隈・・・」昨年くらいから、よく耳にすることばですね。
この言葉を聞くたびに「介護施設あるあるだな~。」と感じてしまいます。

介護付き有料老人ホーム カルム泉佐野 お風呂キャンセル界隈 2025-4-1

「今忙しいねん。」「お風呂いらん。」「今日しんどいから。」
もちろんお風呂好きな方もたくさんいらっしゃいますが、お風呂が嫌い、めんどくさいと思われている方々が、いつの時代も一定数おられます。
そういった方々に、どのようにしてお風呂に入っていただくのか、職員それぞれが悪戦苦闘し、取り組んでいます。
今日は、「入浴声かけ、「私こうしてます。」」と銘打って介護職員に聞き取りを行い、結果をランキング形式にまとめてみました。

介護付き有料老人ホーム カルム泉佐野 お風呂キャンセル界隈 2025-4-2

第3位 声をかける職員を変える。時間をおいて声かけする。
→なぜか、○○さんが声をかけるとうまくいく。なんてことがよくありますね。同じ言葉でも、口調、雰囲気、波長が合うのかもしれませんね。

第2位 あきらめる。
→必要以上にしつこくお誘いすると、返って逆効果。一度決めたら、てこでも動かない、どうにもならない日もあります。別の日に声かけすると案外すんなりも多いですね。

第1位 その方に合わせた手法、声かけを見つける。
→やっぱり「人それぞれ」ですね。タイミングなどその人ならではの手法があるものです。家族様の話しをするとよい方、「1番風呂ですよ。」と言うと喜ばれる方など本当に様々ですね。

介護付き有料老人ホーム カルム泉佐野 お風呂キャンセル界隈 2025-4-3

声かけの様子を垣間見ると、職員それぞれ工夫しながら入居者様に声をかけ、対応をしています。
押しつけをすることはダメですが、日々、入居者様と職員とで繰り広げられるこのような会話の積み重ねが、信頼関係の構築に繋がっていると感じますし、職員のやりがいのひとつにも繋がっているような気がします。

「こんにちは、○○さん、今日はお風呂の日ですよ。」
「あんたにいわれたら、しゃあないな。入ろか!」

こんな、何気ない日常の会話を大切にしたいですね。

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