はな通信NO62 令和4年 冬号

新年あけましておめでとうございます。 2021年は、新型コロナウイルスが猛威をふるい、外出や外泊、初詣もできない「巣籠り」状態で幕を開けました。その後いったん落ち着きかけたものの、第4波、第5波が次々とやって来て、なかなかコロナ禍を抜けられない日々が続きました。しかしながら、まだまだ予断を許さないとはいえ「アフターコロナ」へと新しい生活様式への意識が移行しつつあります。 来たる2022年こそ入居者様においては、日頃からの感染対策はもちろんの事、自粛生活から解放され、行事やレクリエーション活動に参加して、健康で普通の生活が送れる…そんな年になりますよう祈念いたします。本年もよろしくお願いいたします。

施設長  柴尾 周作

 

目次

初秋の思い出(R3.8~R3.10)

  • 今日のお昼はお寿司今日のお昼はお寿司

    11月の昼食時にお寿司レクリエーションを行いました。美味しいお寿司に皆様大喜びでした。

  • コスモス見学コスモス見学

    晴天の秋晴れの中、水城跡までコスモス見学に出掛けました。満開のコスモスにとびっきりの笑顔で楽しみ、最高の1日になりました。

  • クリスマスツリーを飾ってクリスマスツリーを飾って

    12月に入ってすぐクリスマスツリーの飾り付けをしました。自然とジングルベルの大合唱になり、大盛り上がりでした。

  • 芋ほり芋ほり

    12月初旬に、入居者様と一緒にサツマイモ堀りを行いました。小ぶりながらもかごいっぱいに収穫しました。さつまいもご飯にていただきました。

  • 餅つき餅つき

    “ヨイショー!””ヨイショー!”皆の掛け声で杵を持つ手に力が入ります。二人の息も合い迫力ある餅つきが楽しめました。

  • お正月お正月

    元旦!お屠蘇をいただきました。その後は縁起物のお節をたくさん食べて、健康な一年を過ごせますように。

入居者コーナー

 私の思い出

 

私は昭和12年に今の朝倉市(その当時はまだ町でした)に生まれました。高校を卒業して18歳で役所に働きはじめました。結婚を機に仕事を辞めました。当時はそれがあたりまえのことでしたが、今考えるとあの時仕事を続けていたらまたまったく違う人生だったかなと。 結婚して福岡市内に住み始め、毎日家の掃除をしっかりおこなうことが日課でした。子供も生まれ、子育て中は忙しく自分の時間など持てずにいましたが子供が大学を卒業して他県に就職してからは自分の人生を楽しもうと思い、天神によく遊びや買い物に行きました。 その頃の一番の思い出は20~25年前にアメリカに行ったときのことです。アメリカのロサンゼルスに2回行き、大体1ヶ月は滞在しました。まず最初にびっくりしたことは土地が広大ということ、日本とは大違いだなと。グランドキャニオンも言葉にならないほどの広さで感動です。 しかし電車に乗ろうとすると私が外国人とわかり話かけられ、親切な方がいるなと思っているとお金をくださいと手のひらを出されびっくりです。また人種差別をひしひしと感じることがあります。公共の乗り物では特定の人種が優先され先に譲る光景を目の当たりにします。日本では考えられず、日本に生まれて良かったと思い、早く日本に帰りたいとまで思うことです。本当に日本人でよかったとつくづく思います。今でも心に刻まれ本当に差別はいけないもの、平等が一番と考えている。世界に差別行為、思想がなくなることを祈り、あとわずかな人生を楽しくすごしていけたらなと思う毎日です。

                                              

文、日野 靖子様

 

よもやま話

どうも皆様、こんにちわ!執筆者の寿藤ひろまでございます。 毎日厳しい寒さの中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。今年の冬は平年よりも気温が低い日が続いています。新年早々、風邪を引かれないよう、暖かくして穏やかにお過ごしくださいね。 さて、令和も始まって4年目となりました。今もなお猛威を振るう新型コロナ感染症によって、あっという間に過ぎ去った昨年を超え、やってきた今年は寅年と言う事で、今回のよもやま話は、寅年にまつわる豆知識についてお話しましょう。干支の由来がどんなものか知っている人は多いと思います。ですが、その干支が十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)という二つの組み合わせである事はあまり知られていないのではないでしょうか?今年の十干(じっかん)は壬(みずのえ)と言い、漢字の「妊」と言う言葉の「エネルギーを蓄える」と言う意味があったり、十干(じっかん)の9番目に当たる事から「次の周期の準備期間」という意味があります。どこか、現在の世間の情勢を表しているようでしっくりきますね。 そして、この寅と言う言葉にも実は深い意味があります。この漢字は、「螾(みみず)」という言葉の「新しく動き始めた段階」と言う意味があります。虎という言葉からは想像がつかないですが、この螾(みみず)とは土の中にいるミミズを指しています。これは、作物の成長を助けるミミズが土の中を動く様子からこの様な意味が付けられたそうです。 この言葉に先程の壬(みずのえ)を足して、今年は「壬寅(みずのえとら)」と言われる年になります。総じて、「厳しい冬を超え、新しい成長に向けて、動き出す準備をする年」という解釈になります。その響きからは、虎のように勇ましく何事にも挑戦するような年かと考えてしまいそうですが、その実は理性的、知性的に考えて行動する年だという事ですね。まだまだ気が抜けない新型コロナ感染症と向き合っていく年としてふさわしい干支と言えるのではないでしょうか? 皆様も、どうか体調にお気をつけて、今年も笑顔で頑張りましょう!

  • 今後の行事予定

    2月 ・節分(豆まき)・バレンタイン・雛人形飾
    3月 ・雛祭り・おやつ作り
    4月 ・お花見(桜)
  • 今後の行事食予定

    2月 ・節分膳(恵方巻) ・バレンタインランチ
    3月 ・雛祭り御膳
    4月 ・お花見弁当 

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