ヒートショック予防！冬のお風呂で気をつけたいこと

寒い季節に気をつけたい！安全で快適なお風呂の入り方

寒さが厳しくなる季節となりました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

この寒い時季にはお風呂で体を温める時間は、心もほっとする大切なひとときですね。でも、寒い脱衣所から熱いお湯に急に入ると、体に大きな負担がかかることにもつながります。年齢関係なく気をつけたいことですが特に高齢の方にとっては、ヒートショック（急激な血圧変動）による事故のリスクが高まります。

そこでおすすめしたいのが、「足からのかけ湯」です。

足からのかけ湯の意味と効果

1.体をお湯の温度に慣らす

心臓から遠い足先から順にお湯をかけることで、体が徐々に温まり、急激な血圧変動を防ぎます。
理想的な順番：足先 → ひざ下 → 腰 → お腹 → 胸 → 肩

2.心臓への負担を軽減

いきなり肩からお湯をかけると心臓に強い刺激が加わります。足からゆっくり温めることで、体も心もリラックスしながら入浴できます。

3.浴室の温度を上げる

かけ湯によって湯気が立ち、浴室全体がほんのり温まります。これもヒートショック予防に効果的です。

4.衛生面でも安心

衛生面でも安心
体の汚れを軽く流すことで、浴槽のお湯を清潔に保つことにもつながります。

ご家庭でできる安全入浴のポイント

• 入浴前にコップ1杯の水を飲む
• 脱衣所や浴室をあらかじめ温めておく
• お湯の温度は41℃以下、10分以内を目安に
• 入浴後はすぐに体を拭いて湯冷め対策

寒い季節こそ、ちょっとした工夫で安全に、そして気持ちよく過ごせます。ご家族みんなで「足からのかけ湯」、ぜひ習慣にしてみてくださいね。

入浴剤でさらに快適に！冬のおすすめポイント

冬は乾燥や冷えが気になる季節。入浴剤を使うことで、入浴の効果をさらに高めることができます。

入浴剤の主な効果

• 保湿作用：乾燥しがちな冬の肌を守り、しっとり仕上げ
• 温熱効果：体の芯から温まり、湯冷めしにくくなる
• 香りによるリラックス：ラベンダーやゆずなどで気分を落ち着かせる
• 入浴への動機づけ：色や香りで楽しい気分に

特に乾燥肌の方には、保湿成分入りの薬用入浴剤や、天然素材を使ったやさしいタイプがおすすめです。

まとめ

寒い季節こそ、「足からのかけ湯」と「入浴剤」で安全・快適な入浴を。毎日の習慣に取り入れて、心も体も温まる時間を過ごしましょう。