趣味のすすめ|認知症予防にも効果的!

蒸し暑い日が続く今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?梅雨明けが待ち遠しいですね。
前回は、転ばぬ先の転倒予防で、日常生活で気を付けていただくお話でしたが、健康に暮らすためには体操も大切ですが、それだけではございません。
皆さんは、日頃、習慣にしていることや、楽しみにしていること、ほっと息をつくためにしていることがありますか?
健康を保つには心と身体のバランスが大切であると言われています。そこで今月は「趣味」にスポットをあてました。

目次

趣味とは?心にうるおいを与える生活の一部

趣味とは、 日常の生活の中で自分が楽しみながら行う活動や興味のある事柄を指します。自己表現の一つとしても非常に重要な役割を果たしていると言われています。
趣味は人によってさまざまです。体を動かし汗をかくことを快いと感じる人はスポーツをします。スポーツはしなくても、観戦して楽しむこともできます。一人でできるもの、仲間と一緒にできるもの、外でするものもあれば、家の中でできるもの、があります。

皆さんはどんな趣味がありますか?

日頃から、自分がやりたいことができていますか?月に1回でも、年に1回でも何か楽しみがありますか?
趣味にはどんなものがあるか、思いつくものを挙げてみるとたくさん種類がありますね。

趣味の例

食べ歩き、料理、家庭菜園、散歩、ドライブ、温泉 、旅行、ペット、お寺めぐり、神社めぐり、絵手紙、お酒、盆栽、ウォーキング、サウナ、スポーツ観戦、編み物、刺繍、ガーデニング、自転車、登山、読書、記念硬貨、記念切手、写真、映画鑑賞、音楽鑑賞、コンサート、日曜大工、パズル、カラオケ など

趣味がもたらす5つの健康効果

  1. ストレス軽減:趣味に没頭することで、ストレスを約60%も軽減できると言われています
  2. 心身のリフレッシュ:日常の疲れを癒し、気分転換に効果的
  3. 健康寿命の延伸:活動量が増え、健康寿命を延ばす要因に
  4. 幸福感の向上:日々の充実感を生み、生活満足度が高まります
  5. リラックス効果:副交感神経が優位になり、リラックス状態に導きます

趣味があること、また趣味の種類が増えるほど認知症予防にも効果的な影響があるようです。
また、趣味が多いほど認知症予防にも良い影響があるといわれています(日本公衆衛生雑誌より)。

趣味がない方へ|今から始めても遅くありません

現在趣味がない方も、これから始めることで健康によい影響があるとされています。
「ちょっと興味あるかも?」という気持ちがあれば、それが第一歩です。

趣味を見つけるお手伝い|興味・関心チェックシートを活用しよう

「何がしたいか分からない…」という方には、作業療法士協会で試行を重ねて作られた『興味・関心チェックシート』がおすすめです。
これは趣味以外にも、日常生活において興味・関心のあることを把握するためのシートであり、余暇活動のみに焦点をあてるのではなくセルフケアなどの生活面にも焦点が当てられています。
チェックシートを使うことで、自分のやってみたいことに気づくことができるかもしれません!趣味に限らず、一日の生活で大切にしていることの把握につながります。

どこに興味・関心があるかを把握し、そこから少しずつ掘り下げて「いつ・どこで・誰と・どんな場面で」なども確認できると良いですね。

まとめ|楽しみが心と体の元気をつくる

趣味を持つことは、健康維持・認知症予防・幸福感の向上など、さまざまな面で良い効果があります。

健康のために大切なこと

  • 楽しみを持つこと
  • やりたいことをやってみること
  • あきらめないこと


 皆さんが日頃大事にしていること、毎日やっていること、欠かすことができないことなど。
 自分がやりたいこと(好きなこと)が、やりたいときにできるといいですね

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