メッツ(METs)を活用して健康管理に役立てよう!

目次

はじめに

寒くなりましたね。何かをするのも億劫になるこの季節、皆さんはどのようにお過ごしですか?この時季はどうしても運動不足になりがちです。
そこで皆さんへお知らせです。実は、日頃やっていることでも、散歩やスポーツなどの運動と同じような効果があるのです。

METs(メッツ)とは

METs (メッツ)という言葉、ご存じでしょうか?メッツとは、身体活動(運動)の強度を示す単位です。安静座位時(何もせずじっとしている状態)を1メッツとし、その何倍のエネルギーを消費するかという指標です。例えば、歩行の強度は、3メッツに相当します。

身体活動の概念図

メッツの計算方法と例

メッツは、活動の強度に応じて数値化されます。以下は、日常生活での身体活動とそのメッツの例です。

日常生活のメッツ

また、「運動」におけるメッツの一例は以下の通りです。

  • ジョギング:7.0メッツ
  • 社交ダンス:3.0メッツ
  • 水中歩行:4.0メッツ
  • 登山:6.0メッツ

これらの数値は、個々の活動が安静時のエネルギー消費量の何倍に相当するかを示します。たとえば、6メッツの運動を1時間行った場合、そのエネルギー消費量は安静時の6倍に相当します。

メッツと健康への影響

身体活動のメッツ値を知ることは、健康管理や運動の計画に役立ちます。運動強度を評価することで、個人の体力レベルや健康状態に合わせた運動を選ぶことができます。特に、メッツを活用することで以下のような健康効果が期待できます。

心血管健康の改善

高強度の運動(例えば、6 METs以上)は、心肺機能を向上させ、心臓病のリスクを減少させるのに役立ちます。

体重管理

高いメッツ値の運動は、脂肪燃焼を促進し、体重管理に有効です。

筋力向上と体力増強

定期的な運動でメッツ値が高い運動を取り入れることにより、筋力や体力の向上が見込めます。

身体活動・運動の推奨事項一覧

身体活動・運動の推奨事項一覧

皆さんは一日どんな活動をされていますか?まずは1週間に10メッツ以上を目標にしてみましょう。

1週間に10メッツ以上
具体的には寝て過ごす・座ったままで過ごす時間を少しでも減らすこと。
どんな動きでもよいので 毎日40分体を動かすことが推奨されています。
体力に余裕のある方は 毎日60分を目標にしましょう!

まとめ

メッツ(METs)は、身体活動の強度を測る重要な指標であり、運動計画や健康管理に役立ちます。日頃やっていることもメッツを意識すると体にも良い効果が期待できそうですね。これを参考に日常生活に運動を取り入れて、寒い季節乗り切っていきましょう。

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