【介護士インタビュー】介護の魅力、やりがいを大調査!
小規模多機能ハウス カルム米子で働く、介護士・介護支援専門員である施設長にインタビュー。日々の業務で心がけていることや、これから介護職を目指す方へのメッセージなどたくさんお話を伺いました。
職種と介護職歴は?

施設長・介護福祉士・介護支援専門員として勤務しております。
介護の仕事に携わって39年になります。
日々の業務で心がけていることは?



特に小規模多機能ハウスには、認知症の高齢者の方が多くいらっしゃいますが、「認知症」という枠で括るのではなく、私たちが日頃送っているごく当たり前の生活を、皆さんにも自然に過ごしていただけるよう心がけています。通っていただいた際に楽しい時間を過ごし、気持ちよく帰っていただけるよう、「当たり前の生活」を大切にしながら支援しています。一見簡単なようで実は難しいこの「当たり前」を念頭に置き、日々取り組んでいます。
利用者様への接し方で、職員に伝えていることは?



できる事まで奪わない。おせっかいになりすぎないように気をつけることが大切だと、常に強調しています。
介護職として働いて、良かったなと思うことは?



言葉がうまく出ない、伝えられないという皆様でも、「ありがとう」という言葉や表情を受け取ることができる瞬間に、本当に良かったと感じます。出会うのは人生の後半ですが、その後半から最期までお付き合いできることは非常に貴重なことだと思います。それは、自分にとっての財産だと感じています。
これから介護職を目指す方へ



今、介護の仕事を選ぶ人は少ないのですが、私はやりがいを感じています。認知症や高齢者の方々は今後ますます増えていく時代が続きますので、私たちのほんの少しの支援が、そういった方々が地域で暮らすための力になると信じています。また、人と人が直接向き合って働くことで、自分自身も成長できる場です。ぜひ、高齢者のために働いてくださる方がもっと増えるといいなと思います。
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