はな通信NO38 平成28年 冬号
新年明けましておめでとうございます。 皆様には健やかに新春を迎えられたこととお喜び申し上げます。
本年は干支で言いますと丙申の年になります。丙は、「形が明らかになってくる頃」申は、「果実が成熟し、固まって行く状態」を示しいるそうです。
そうしたことから、本年は日頃の努力が形になるように、スタッフ一同心をひとつにして、ホームの発展に 向け益々の努力を行っていく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
はな太宰府 館長 古賀秀明
冬の思い出
- フラダンス
ボランティアの方々に振付を教わりながら、曲に合わせ手を動かします。とても楽しそうに踊れました。
- みかん狩り
枝もたわわに実ったみかんはどれも美味しそう♪あれもこれもと、つい手が伸びます。
- クリスマスツリー
クリスマスツリーの前で“はい、チーズ”キラキラ光ってとても綺麗ですね。
- クリスマス会
入居者様によるハンドベルの演奏です。緊張した面持ちでしたが、とても素敵な音色でしたよ。
- もちつき
“ヨイショー!ヨイショー!”と掛声に合わせて力強く杵を振り上げ、搗き上がった餅はとてもやわらかく出来上がりました。
- 初詣
近くの地禄神社へ参拝しました。真剣な表情でのお参りですが、何をお願いされたのでしょうか?
俳句
-
詣でては 松の落葉や 神無月 神無月(かんなづき)とは陰暦十月の陰暦十月の異称。八百万(やおよろず)の神々が諸国から出雲大社に集まる意味がある。 春田 泰子様
-
玉霰 塀にはっしと みだれ飛ぶ 玉霰(たまあられ)とは雪の降る前後「霰」の降ることがある。小さな球状の氷の類で、大気中の水蒸気が凝結する時できる物。 春田 泰子様
-
暖炉寄り 長唄歌ふ 老母かな ストーブ暖炉と色々呼び方があるが老いにはかかせぬ物(笑) 春田 泰子様
-
晩ごはん 君も我もと 膝掛けや 冬机に向かって仕事をする時、膝かけなしではできず、又、食事も進まぬ始末だ。 春田 泰子様
-
今朝も又 櫛にまとふや 木の葉髪木の葉髪とは晩秋から初冬にかけて、木の葉が落ちる頃、人の髪の毛も落ちるのが目立つ。 春田 泰子様
子ども時代のお正月
私は大分県の中津市で子ども時代を過ごしました。あの有名な福沢諭吉も同じ中津市の出身なんですよ。
私が子どもだった頃は戦争中でその頃のお正月は今のお正月とは違い、福袋や豪華な料理はなく、配給される食料で過ごしていました。
私が女学生だった頃のお正月は友達とよくカルタや羽根つきをして遊んでいました。
男の子は駒を回していましたね。女学校の友達とは連絡は長い間できていませんが、年賀状は今でも書いています。
初詣やお参りは父が連れていってくれました。父は医者で厳格な人でした。
学校に行く時は家を出る前に父に敬礼をして、「言ってきます。」と言い出かけていたことを覚えています。
お正月といえばおせち料理ですが、当時は食べ物が貴重な時代だったので今と比べるとあまり豪華とは言えませんでしたが、母は料理上手でしたので私は母のおせち料理が大好きでした。
私は、はな太宰府で過ごすお正月は今回初めてでしたが、お正月が来る度に昔を懐かしみながら過ごしたいと思っています。
怡土 得子様
レクリエーション便り
晩秋から冬期にかけては、インフルエンザやノロウイルスなどの感染防止と風邪予防の為に外出を控え室内のレクリエーションを中心に活動しています。
秋は折り紙で作った菊の花や紅葉やコスモスの貼り絵、冬はクリスマスのリースやポインセチアの花を折り紙を組み合わせて作り、フエルトで干支の飾りも作りました。
・型紙をのせて線を書く人 ・ハサミで切る人 ・のりで貼る人 ・折り紙でパーツを折る人
・それを組み立てて作品を仕上げる人
一人一人が役割を持ち、仕上がった作品は満足感も一際のようです。又、館内の散歩時や歩行訓練の時間に、他のフロアの作品を見に行くのも楽しいものです。
若い頃の趣味や特技を生かして、数名で作ったパッチワークの壁掛けや浴室の暖簾もフロアを明るくしてくれています。久しぶりの針仕事は、居室でとじ込もりがちだった方々にも、生き生きとした時間を与えてくれました。そんな皆様の手作り作品をご覧下さい。
-
行事食予定
2月 節分御膳 3月 ひな祭り御膳 4月 お花見御膳 -
行事予定
2月 節分(豆まき)・雛人形飾り
おやつ作り(バレンタイン)3月 ひな祭り 4月 お花見(桜)