はな通信NO70 令和6年 冬号

新年あけましておめでとうございます。
昨年はコロナ禍からようやく脱却し、社会活動が再始動した一年でした。
はな太宰府においても外出レクなど感染予防対策をしながら余暇活動を再開しました。
さて2024年は、はな太宰府が開設して20周年を迎えます。
甲辰(きのえたつ)にちなみ、昇り龍のように入居者様が飛躍され皆様でお祝い出来ますよう、職員も邁進してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
施設長  柴尾 周作

 

目次

初冬の思い出(R5.11~R6.1)

  • 介護予防ボランティア介護予防ボランティア

    ボランティアの皆様をお迎えしてイベントを行いました。歌やリズム体操等、皆で一斉に行い、楽しい時間はあっという間に過ぎました。

  • クリスマス会クリスマス会

    楽しかったクリスマス会も終わり、スタッフトナカイと記念撮影。ケーキも食べて大満足でした。

  • お買い物イベントお買い物イベント

    1階ロビーにて衣料品販売を行いました。“こっちがいいかな~”たくさんある洋服の中からお気に入りを見つけました。

  • お節お節

    元日はお節で新年を迎えます。黒豆は無病息災を、海老は長寿を願い・・・、彩り豊かなお節は目でも楽しめますね!

  • かるた遊びかるた遊び

    かるた遊びで正月気分を味わいます。上の句を聞きながら下の句を探し、、、“あった!!”伸ばす手に力が入ります。

  • 初詣初詣

    大野城市の平野神社へ初詣にいきました。思い思いにお参りをして。。よい一年になりますように。。。

入居者コーナー

私の思い出

 

 私はかつて福岡県にあった八幡市の鉄町というところで生まれました。
1923年(大正12年)7月12日に四人兄弟の2番目として生まれた私は、ありがたいことに100歳を超え今でも元気に老人ホームで過ごしています。
今日は、そんな私の長い長い人生を紹介しようと思います。
 

若い頃の私は郵便局で事務員として働いていました。
歳入や歳出係を担当していて、職員の給与などを管理する仕事をしていました。
生活の要とも言えるお金の計算をしていたもんですから、当然仕事をしている時は気を抜くことは許されませんでした。
そんな緊張感のある職場で働いていた私ですが、今は亡き主人に出会ったことが大きな転機となりました。
今で言う社内恋愛による結婚は、お見合いが主流だった当時としては珍しい事でした。
当然同じ職場に居続けるわけにもいかず、公私混同を避けるために私は職場を異動することになりました。
異動した先は郵便局が運営している診療所で、同じく事務員として働きました。

 
それからしばらくして夫との間に子供が生まれたことで、私は事務員から専業主婦へとなりました。
子供は三人いて、三人とも元気いっぱいな男の子。
やんちゃでどうしようもない時期もありましたが、長男は大学の教授となり、次男は福祉の道へ進み、三男は今でも私の身の回りの世話をしてくれています。
目が見えない主人と共に送る育児生活は苦労の絶えない日々でしたが、息子たちは立派に育ってくれて私は誇らしい気持ちでいっぱいです。
 

100年間。私が生きてきて感じたこと。それは「努力は裏切らない」ということです。
私もそうですが、主人も相当な苦労人でした。
最後は完全に目が見えなくなってしまいましたが、それでも亡くなる直前まで自分の道を真っ直ぐに進む、良き夫でした。
彼にたくさんのお土産話を持っていけるよう、まだまだこれからも楽しく過ごしていこうと思います。

 

文 亀口 二美子様

 

よもやま話

皆様、あけましておめでとうございます!
今年の九州地方は平年よりも気温が高いようで、昨年や一昨年と比べていくらか過ごしやすいようです。
ですが空気が乾燥する季節ということには変わりなく、今年もインフルエンザやコロナ感染症が猛威を振るっています。
手洗い・うがい・換気を忘れずに、本年も元気に過ごしていきましょう!
 

さて、健康な体を保つために欠かせない要素といえば「笑い」です。
今回はその「笑い」にちなんで、正月の伝統的な遊びである「福笑い」を紹介していこうかと思います。
誰しもが一度はやったことがある福笑い。
バラバラになった目や鼻、口といった顔のパーツを目隠しをしながら正しい場所に置いていくというもので、目が見えないために出来上がった顔は、なんとも滑稽で笑いを誘う顔が出来上がってしまう。そんな面白おかしい遊びです。
 

そんな福笑いですが、はっきりとした起源はわかっていないようで、おおよそ江戸時代後期に日本で生まれた娯楽だと言われています。
登場した当時はまだお正月にする遊びと決まっていたわけではなく、明治時代中期頃に現在のように正月の縁起物として遊ばれるようになったそうです。
ではなぜ福笑いは縁起物として定着していったのでしょうか?
一説では「笑う門には福来る」という古来からの言い伝えに倣い、皆で笑って福を呼ぶためにこの福笑いが縁起物として定着したのではないか?と言われているようです。
「福笑い」に使われるあの有名なお面が「お多福様」と呼ばれていることからも、この説はかなり信憑性が高いようです。
 

皆さんも新しい年をたくさんたくさん笑って過ごしていきましょう!
 

 

  • 今後の行事予定

    2月 ・節分(豆まき)
    ・バレンタイン
    ・雛人形飾り
    3月 ・雛祭り
    ・おやつ作り
    4月 ・お花見(桜)
  • 今後の行事食予定

    2月 ・節分膳 (恵方巻)
    ・バレンタインランチ
    3月 ・雛祭り御膳
    4月 ・お花見弁当

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