はな通信NO59 令和3年 春号
福岡県の緊急事態宣言は解除にはなりましたが、尚、コロナ禍は終息する気配はありません。ご入居者様、ご家族様には面会制限等、大変ご不自由をおかけいたしておりますが、引き続き、入居者様の健康管理と、スタッフの健康管理・感染予防は徹底し努めてまいります。
はな太宰府におきましては、例年でしたら花見外出など、外出レクリエーションを企画し、楽しんでいただいていましたが、昨年に引き続き、本年度も外出レクリエーションは自粛し、館内において、入居者の皆様と一緒に、スタッフが考えた、館内レクリエーションを楽しんでいただきたいと思います。今暫く現状は続きますが、入居者様、職員共々に元気で、明るく過ごしていきたいと思っております。
初春の思い出(R3.2~R3.4)
- お菓子作り♪
今日はおやつレクの日です。フルーチェを作りました。
- 豆まき
鬼は外!福は内!今年は悪病退散も願いました。
- レクリエーション
本日のレクリエーションは桜の壁紙作り。みんなで満開に咲かせました。
- ひな人形飾りつけ
皆でひな人形の飾りつけ♪集中して一生懸命ですね。
- お寿司レク♪
今日はお寿司レク!どれも美味しいかった!
- お花見♪
庭の満開を迎えた桜と記念撮影!きれいに咲いてました。
入居者投稿コーナー
思うこと
やがて人生を去ろうとしている今、心に浮かぶ思い出のひとつは私の生まれ育った台湾のことです。 1946年 22歳で台湾から引き揚げ、帰国した私の青春時代は戦争一色でした。あの時代「若い」ということは悲しいことでした。
かっての日本の戦争遂行者たちの無謀な判断と責任感の無さが、私たちを思考停止にまで追い込み敗戦と悲惨のどん底に陥れたのでした。悲しいことに、尊敬していた義兄、初恋の彼、親友たちの遺骨さえ帰って来ませんでした今でも、台北で日の丸の小旗を振って彼らを見送った光景がはっきり浮かび涙がこみあげます。この戦争で半世紀に及んだ日本の統治は終わり、台湾には中国国民党軍が進駐して来ました。そして台湾の民主化の夢は消され、混乱と中国軍による虐殺の悲劇が始まったのです。最近読んだ門田隆将著のノンフィクション『 汝ふたつの故国に殉ず 』で、その当時の詳細な状況を知りショックでした。
さて、思い出の追加! 1993年に母校の台北一高女の招待で昔の学友たち十数名と40年ぶりに懐かしの台湾へ行って来ました。盛大な歓迎式典や宴会、手厚いもてなしや”日本大好き~”と言う多数の在校生が手を振って送ってくれる姿に胸を打たれました。また昔の台湾の知人が会いに来て下さり、未だに流暢な日本語で時を忘れて語り合い、すっかり変わってしまった(昔のままの懐かしい建物もありました)台北市内をドライブするなどして案内して下さった数日は一生忘れないでしょう。そして台湾との絆をあらためて知った旅でした。
中国が不穏な動きを見せている現在、親日家多数の台湾がどうか香港の様にならない様に!台湾人の民主の声が世界に届きます様にと祈るばかりです。
大山ミヨ様
追記
この大戦で310万もの人が戦没者となり、世界では数千万人に及ぶとか・・・・
人間はなんて愚かなのでしょう。
神世の昔から、海幸彦、山幸彦兄弟も争っていますし人間の歴史は戦いの歴史ですね。
世界が一つの地球国となって資源と食料を管理すれば戦も無くなるのではないでしょうか。
よもやま話
春の彼岸も終わりましたね~。ご先祖の供養も済んで"ほっ"とされたところでしょうか?今年は彼岸の中日のころが雨のため大変だったでしょうね。
ところで、仏教発祥の地インドや仏教伝承の中国では先祖供養の習慣は無いようですね~ 。また、仏教の教えでは、この世は煩悩が渦巻く 四苦八苦の修行の場であり、あの世は苦悩とは無縁の極楽世界と説かれていますので、要らぬ先祖供養をやめて反対に子孫供養や子孫指導を願う方が正論ではないかと思いますが、皆様はどう思われるでしょうか?
世は進んだとは言え間違った教えや慣習が多く 私自身も悩んだ事がありました。それは何となく聞かされていた"死んだら墓に入るんだよ"でした。それが怖くて虚しくて、いつも母に死なないでねと言いつつもいつか母がいなくなる不安のめ、弟妹がいたにもかかわらず母の布団に足元から入って足をくっつけて寝ていました。こんな思いのまま亡くなった方も多いのではないでしょうか・・・よく聞く話では神社で野宿をすると静まり返って不気味だが墓場で寝ると何だか賑やかで寂しくないとか・・・また墓の近くで着物姿の幼女が見える。もう何十年もたつのにいまだに‘まり‘で遊んでいる。などです。老人施設の紙面にこんな話を?と叱られそうですが、誰もが知りたい事なのに誰も知らない事なのだと思います。
昨年観たテレビで、3歳になる息子が前世の記憶を語り、あの母に会いたいと言った事から始めた投稿にすごい反響と協力があり、記憶どうりの家族が今も実在しているそうでした。
又これもテレビの話です。九死に一生を得たある医師が自己の臨死体験を語る本「天国の証明」を出したところたちまち全米で200万部も売れる大反響だったそうですが、この医師はハーバード大学にも勤めた世界的権威の脳外科医で‘あの世‘ の完全否定主義者でもあったようで、番組はその医師の感動と科学的証明を伝えていました。「死ぬときは痛くも痒くもない」「こんなにきれいで幸福な世界があったのか」「盲目もいざりも正常に戻る」等々‘あの世‘を垣間見た人の感想は様々ですが、この世の3次元世界とは違う異次元世界ですから 時間の縛りもなく何でも思いが叶うと言ってあのプレアデス星団まで瞬間移動で行って来た人もいるとか・・・誠に夢の様な世界ですが自殺をすると長い長い反省の世界が待っているようです。
科学万能主義の方もおありでしょうが、宇宙人が言う「紙飛行機レベルの地球の科学」では神々の意思で出来たとされる大宇宙を推し量る事は無理 でしょう。余りにもものさしが違いすぎると思います。
色々考えてもきりがありません。自分が死んだことに気づかない人も多いようですから葬儀などで知らせる必要があると聞きます。特に即死された方はそれが多いようです。何より一番大事なことは、自分が死んだらどうするか?でしょう。私は光り輝く世界で皆様と再会出来たらいいなと考えているところです。
おわりに、今まで18回にわたり私の‘たわごと‘にお付き合いくださった皆様に感謝します。
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今後の行事予定
5月 ・壁紙作り・おやつ作り・習字の会 6月 ・紫陽花見学(予定を変更する場合もあります)
・作品作り(作品展用)7月 ・七夕(おやつ作り)・習字の会
・入居者様作品展 -
今後の行事食予定
5月 ・端午の節句膳・誕生膳 6月 ・紫陽花弁当・郷土料理 7月 ・七夕御膳・鰻御前(土用丑の日)
・郷土料理