はな通信NO63 令和4年 春号
昨年の夏の東京オリンピックでは日本選手団の活躍に興奮し、感動しました。
今年は平昌冬季オリンピックが開催され、はな太宰府の入居者様も連日テレビに釘付けになって応援し、メダルを獲得した際には拍手喝采盛り上がりました。
東京に続く日本選手の大活躍を記録にも記憶にも残る大会になりました。
オリンピックは平和の祭典と言われています…
全世界、全人類が平和に暮らせることを心から祈るばかりです。
初冬の思い出
- バレンタインの日に♪
今日のおやつはチョコレートケーキ♪
入居者の皆さん大喜びで完食しました。 - 節分
豆まきの豆を作るため新聞を丸めて準備!!鬼めがけて投げる練習もやりました。
- 冬季オリンピック
冬のオリンピックをデイルームで皆様で応援しました。選手たちの白熱した活躍に大興奮しました。
- ひな人形飾りつけ
入居者様とスタッフでお雛様の飾りつけをおこないました。今年は皆で意見を出し創意工夫し三段飾りに!
- 本日はお寿司♪
“レクリエーションとして昼食にお寿司♪♪お吸い物と茶わん蒸しもついて美味しくいただきました。
- お花見
今年の桜は開花が早かった!三月末には満開!!天気もよく暖かいお花見日和が続き、春を満喫しました。
入居者コーナー
第二の故郷を戦場にするな
~今回は特別にご入居者様が新聞投稿した記事をご紹介させていただきます~
明治末期、父が台湾に赴任したため一家は台北で暮らし、私は1923(大正12)年に台北で生まれました。
昭和10年代後半の日本は軍国主義が濃厚になり、青春時代は戦争一色。
終戦翌年に日本に引き揚げるまで22年間の台湾の思い出は数えきれません。
93年に母校の台北一高女創立100年の記念式典に招待され、同級生数十人と懐かしの台湾へ行きました。
盛大な歓迎式や心のこもったもてなし、手を振って見送ってくれた在校生たち。その光景が忘れられません。
台湾の知人数人が会いに来てくださり、いまだに流暢な日本語で時を忘れて語り合いました。
東日本大震災で台湾は200億円を超える義援金を送ってくれました。
台湾の人々がこれほど日本に好意を抱いてくれているのはなぜでしょうか。
それは日本統治時代の半世紀に、植民地でありながら日本内地と変わらない基本教育がなされ、価値観や教養も変わり日本に対する信頼や友情、連帯が生まれ強い結びつきを生んだのだと思います。
世界的に激動な情勢の中、第二の故郷台湾がまた戦乱に巻き込まれないようにと心から祈っています。
大山 ミヨ 様
~本当に平和な世界になるようにと祈るばかりです~
よもやま話
厳しい寒さも徐々に和らぎ始め、過ごしやすい春がやってきましたね~
先月は初夏が来たのかと思うほどの暖かい日もあり、思わず半袖に手を伸ばした人もいるのではないでしょうか?
春は衣替えや模様替えの時期なので何かと慌ただしい季節ではありますが、寒暖差があり体調を崩しやすい時期でもありますので、朝夕の防寒と早寝早起き朝ごはんを心がけて毎日を元気に過ごしましょう!
今回のよもやま話はそんな春にちなんだもので、国内屈指の知名度を誇る桜「ソメイヨシノ」についてお話ししましょう。
この桜の起源は江戸時代後期にまで遡り、「染井村(現:豊島区駒込・巣鴨)」という村にある植木屋によって「吉野桜」と言う桜が売られた事が始まりであるそうです。
そして他の桜と区別するため、染井村の「ソメイ」と吉野桜の「ヨシノ」を合わせて「ソメイヨシノ」と言うブランドが誕生したと言われています。
そんな昔から親しまれてきたのは驚きですよね~
しかしこの桜にはさらに驚く秘密があります。今や全国各地で見られるこの「ソメイヨシノ」は、なんと自ら子孫を残す事ができないのです。
その為、明治時代に入り人の手によって植樹、栽培されて全国各地に広まったという歴史があります。
この桜は「エドヒガン」と言う桜と「オオシマザクラ」と言う桜が交配してできた品種で、この交配が人為的なものか自然になったのかは今でも分かっていないそうですが、あの雄大な雰囲気を纏う桜並木が自ら子孫を残せないと聞くとどこか儚く感じてしまいますね。
今の話からだとこの桜は一種の「人工物」という事になりますが、見方を変えれば「人々と共に生きる桜」と捉える事ができます。
500万年の人類史の中で見るとたったの200年と言う短い歴史の桜ですが、次世代の次世代、さらにその先までずっとずっと美しく咲かせ続けてほしいものです。
みなさんもこの桜の様に美しい日々を歩んでいきましょう~
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今後の行事予定
5月 ・壁紙作り ・おやつ作り ・習字の会 6月 ・紫陽花見学
(予定を変更する場合もあります)
・作品作り(作品展用)7月 ・七夕(おやつ作り)・習字の会
・入居者様作品展 -
今後の行事食予定
5月 ・端午の節句膳 ・郷土料理 6月 ・紫陽花弁当 ・郷土料理 7月 ・七夕御膳 ・鰻御前 (土用丑の日) ・郷土料理